2008年に友人の野津幸治さん(のっちん)と浜田寿人さん(はまちゃん)から勧められて、その年、翌年の2度、幣立神宮(熊本県山都町)へ参拝いたしました。
幣立神宮は地元熊本県の人たちにもあまり知られてなく、ひっそりしたところにありました。場所は九州の「へそ」と言われるところで、九州のほぼ真中の熊本県山都(やまと)町に位置します。パワースポットに興味がある人の間では注目されている神社です。
ここに宿る主祭神は神漏岐命・神漏美命(かむろぎのみこと・かむろみのみこと)で両神は古事記で有名な天照大御神よりかなり以前の神で人類の平和を願い火の玉に移って、ここ幣立の地にご降臨された宇宙からの神だといわれているそうです。他には大宇宙大和神(おおとのちおおかみ)、天御中主大神(あめのみなかぬしおおかみ)、天照大御神を祀ってあります。幣立神宮は通称「高天原(たかまがはら)・日の宮」と呼ぶそうで、「日の宮」とは天照大御神が住む宮殿、その子孫である天皇の住む御殿を意味するともいわれています。
拝殿の左に少し行ったところに小さい鳥居があり、階段をおりて、二股を右に下っていくと「東御手洗(ひがしみたらい)」という、岩清水が流れ出る池があります。太古から八大龍王が鎮まる所とされ、北辰妙見(天御中主大神という神様)の大神が祀られている聖地であるそうです。大昔に瓊々杵尊(ニニギノミコト)がこの池の神水で全国の主要地を清められ、中国の始皇帝は不老不死の霊薬をこの神水に求めたともいわれているようです。
車でないと行けないところですが、神社に興味のある人はぜひ足を運んでみるとよいと思います。なんとも、神々しい神社です。
【幣立神宮】 ・住所:熊本県上益城郡山都町大野698 ・Tel:0967-83-0159
写真は 2008年11月12日のもの
この鳥居が池へ通づる入り口
この池にはエネルギーが満ちあふれていました。
写真は 2009年11月11日のもの
このとき偶然にも宮司さんとお話をする機会をいただけました