広島県主催Red Hackathon Hiroshima Pre-Eventに参加させていただいて感じたこと

先週の金曜日(9月12日)に広島県サテライトキャンパスひろしまでRed Hackathon Hiroshima Pre-Event(レッドハッカソンひろしまプレイベント)に参加させていただきました。

ちなみに御存知でない方のためにHackathon(ハッカソン)とはHack(ハック)とMarathon(マラソン)を組み合わせた造語で、エンジニアやデザイナーなどが、決められた時間内にWebサービスやアプリ開発をするイベントのことです。(パソナキャリアさんのサイトから割愛)

参加のきっかけは羽渕彰博さん(株式会社パソナテック 新規事業推進室/NPO法人StartupWeekend ファシリテーターにだいぶ前に情熱的にこのイベントを手伝ってくださいといわれて、そのエネルギーの強さ(ハッカソンが大好きでたまらない彼の純粋なエネルギー)に圧倒されて、盛り上げ役(魂火付け役)としてお引き受け致しました。

今回は参加させて、これほどまで地域でもりあがったイベントに参加したのははじめてでした。学生さん、会社員、公務員、大学の先生、フリーランス、起業家そして年齢差の幅の広さや性別もいい感じで散けていたにもかかわらず盛り上がりました。その考察をシェアしたいと思い、ブログをかいています。

(下の写真は集合写真。羽渕さんのfacebookからお借りしました。ありがとうございます!)

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進行は18時半スタートで2時間半、下記の2つのプログラム。はじめに僕から自己紹介とメッセージをさせていただきました。

*パネルディスカッション『組織を超えてビジョンでつながる』
<パネリスト>
・和田純平氏(岐阜の起業家:株式会社ソネル 取締役/FingerPiano開発者)
・岡本敏秀氏(広島の起業家:株式会社システムフレンド 代表取締役
・大林正典氏(広島の起業家:ファナフェクト株式会社 代表取締役
・僕
<モデレーター/全体のファシリテーター
・羽渕彰博さん(株式会社パソナテック 新規事業推進室/NPO法人StartupWeekend ファシリテーター

*アイデアソン(参加者とパネリストがグループに分かれてアイデア出し)

僕からのメッセージは
・メディアなどでは不安要素の情報が多いですが、僕はだれにでもチャンスのある楽しい時代と捉えているということ。
・人 x ベクトル x 仲間という集合エネルギーが楽しさを生み出し、あらゆるリソースを引き寄せることができる時代とも捉えていること。
福井県鯖江市でのケース。楽しいエネルギーは連鎖し、かかわるひとがポジティブに変わっていくのがオモシロいこと。組織を超えてつながり、新しいものがうまれること。

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 そのあと、和田さん、岡本さん、大林さんと自分の想いや考え方をシェア。パネルディスカッションとつながりました。御三方や僕のお話が熱かったのか、羽渕さんのファシリテーションが熱かったのかわかりませんが、各テーブルでアイデアソンがはじまった早々から全テーブルの熱量が半端なかったです。びっくりするくらいに。。。地域のイベントではあまり考えられないくらいの盛り上がり。しかも多様な人の集まりで。。。皆さんお一人おひとりが輝いていました。

なんでこんなに盛り上がったのだろう?

いろいろな方に尋ねたり、自分でも考えてみましたが、この3つの点が鍵だったと思います。

1)広島県庁職員の山崎弘学さん(イノベーション環境整備担当)の存在と地道な活動。
山崎さんはこのようにおっしゃってました。(生の声)
「核となってくださりそうな方々を訪ねて、そのお友達をご紹介いただいて、また訪ねての繰り返しです、泥臭いですが(^^;)。お会いした方々がみんな趣旨に賛同して、方々へ情報をつなげていただきました、こちらも本当に感謝です。」それから、県庁の職員の方、パソナテックの方との一体感(良いチームワーク)も大きいように思えました。
>主幹部門のコミット、人と人のつながり(信頼関係)を大切に行動し、想いを伝えること。よく企業や官公庁であるのは委託者や部下に丸投げで集客の努力はせず、結果、想いのある人が集まらない。。。

下の写真の左が広島県庁職員の山崎弘学さん(イノベーション環境整備担当)

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2)異常なくらいのハッカソン好きなファシリテーターの存在(羽渕さん)
>楽しいエネルギーを醸し出している人はその場にいるだけで参加者の感情に影響する。そしてワクワクエネルギーは連鎖される。単に役割でやっている人にはこういった状況にはならない。

(下の写真左が羽渕彰博さん。これじゃ、顔がわからない〜)

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(はい!こちらが羽渕さん)

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3)ポジショントークでなく、本音で話す盛り上げ役(パネリスト)の存在
>心が着火しちゃうきっかけづくり!愛です!

(下の写真、右から大林正典さん(ファナフェクト株式会社 代表取締役)、岡本敏秀さん(株式会社システムフレンド 代表取締役)、和田純平さん(株式会社ソネル 取締役/FingerPiano開発者)、僕、羽渕さん)

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(下の写真、パネルディスカッションをきく、会場の皆さん)

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やっぱり僕は人が大切な要素だと思います。誰がそれをやるのかということです。

もう一つ、僕が感じていることがあります。

先週、世界で活躍する投資家/古神道家の友人から聞いた話です。

「2012年の冬至から13,000年続いた分離の時代が終わり、統合の時代が始まった」と。そして「分離の時代は「個」の時代で別な言葉でいうと闘争の時代。人、国家、組織が対立し、競争や戦いに明け暮れる。一方、統合の時代は対照的に「つながり」を生きる時代だと。」

今回のパネルディスカッションのテーマ『組織を超えてビジョンでつながる』とシンクロします。

人はつながりを求めようとしているのだと思います。(潜在的に)

そして、心と心、想いでつながっちゃう現象が今年になって僕の周囲にたくさん起こるようになってきてます。

このイベントでの盛り上がりはまさに「時代の流れ」のように感じました。統合の時代を意識して生きると人生がより充実する気がしています。

これから楽しくなりますねー!LOVE!

(下の写真、この日がお誕生日だった参加者の方とツーショット!)

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分離の時代と統合の時代を両方とも生きる体験ができて、幸せ!

つながっちゃおう!

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題:「つながりの時代」

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題:「分離の時代から統合の時代へ」

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