THE INDEPENDENTS CLUB 11月号の挿絵とコラムはこちらです。
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『抗いがたい魅力とは?』
先月、バルセロナにある、サグラダ・ファミリア(聖家族教会)に行ってきました。
1882年から未だ建設中であり、かつ世界遺産でもあるこの教会は世界中から年間約300万人の人が訪れるほどバルセロナの有名な観光名所でもあります。
しかし教会としては奇抜すぎたため、ローマ法王から正式に認められたのは2010年という比較的最近のことです。
ガウディから生まれ、そこに関わる人が時を越えてガウディの想いを貫き続けた結果、昔から守られていたスタンダードを超えて、一見奇抜でもその教会らしさを極めることができるんだなと感じました。
私たちは学校教育からはじまり、社会に於いても型を重んじるところがあります。
でも一見、安全で安心と思い込んでいる型(普通は…という常識も含め)に捕われていると、「自分らしさ」がいつのまにか失われてしまうのではないかと思います。
一度、はまった型を越えて「らしさ」を純粋に貫き続けたとき、それは誰もが認めざるおえない「抗いがたい魅力」となるのではないかと思います。
僕も究極の勝屋久(katchaman)を目指します!
平成27年10月13日 自宅にて 勝屋久(表紙/文)・勝屋祐子(編集)
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