経済産業省資源エネルギー庁人材育成事業『まちエネ大学 ~ 浜松・里エネスクール』に参加させて頂いた感想を書きたいと思います。
その前に紹介したいのが、今回のまちエネ大学を浜松で開催したいと熱い想いを抱き、経済産業省に申請した人が磐田市在住の大島たまよさんです。大島さんは静岡県浜松市でトランジションタウンの活動をしていたり、葛布づくり職人さんだったり、いろんな顔を持ち、僕とおなじように職業「大島たまよ」という生き方をしています。2013年に再生可能エネルギーのことをほとんど知らずにまちエネ大学東京に参加したことがきっかけにコミュニュティをベースにエネルギーを創る活動をするようになったそうです。とにかく顔の広さはすごいです。参加者の多くは大島さんから誘われて、来ましたという人たちでした。
大島さんが乗る車がすごい。エネルギー源は天ぷら油(お店でいらなくなった)と軽油。メカニズムを自分の車で説明する大島さん。
まちエネ大学の話にもどります。プログラムははじめに、まちエネ大学の紹介と趣旨が 運営しているTREE 代表取締役の水野雅弘さんからありました。
そして、まちエネ大学が地域で開催する意義を経済産業省 資源エネルギー庁 再生可能エネルギー推進室長の渡部伸仁さんが熱く語りました。
そのあと、僕の講演、まちエネ大学卒業生のリアルな事業のケース動画をみて、もう一回僕の講演、そしてそのあとに想いがつながるワークショップを行いました。参加者はNPOの人、街つくりに携わる人、再エネに興味ある人、会社員、経営者、公務員、大学の先生、個人事業主、、、多様な皆さんでした。
そして、最後には7つのグループごとにどんな分かち合いがあったかを全体にシェアしました。会場、すごい熱量で充満状態でした。
今回のまちエネ大学に参加してみた感想は
・県をまたいで(静岡県、愛知県、岐阜県)、想いのある人がつながる場になり、可能性を感じたこと。
・多くの参加者の心に火がつき、なにか行動を起こしそうな熱量をを感じたこと。
・今日の参加者の中から楽しい渦が生まれそうな予感があったこと。
・様々な人のつながりが生まれて、輪が広がりそうなこと。
・大島さんのつながり力(信頼関係)がリアルにわかったこと。
・女性の参加意識、発言そして感性が将来の持続可能なコミュニュティつくりに欠かせないこと。
・このまちエネ大学が世代、業種、地域をこえてつながるきっかけになりそうなこと。
総務省NICT ICTメンタープラットフォームプロジェクトや福岡県のプロジェクトをとおして、様々な地域のコミュニュティリーダーと関わる機会がありますが、今回のまちエネ浜松に参加して、あらためて、熱量の高いコミュニュニュティリーダーがいるところにフォーカスして政策をつくることが個人的にはおもしろくなっていくと思います。熱量の高い人と触れる事でどんどんその熱量が連鎖し、広がるからです。
熱量の高いコミュニュニュティリーダーってどんな人か?
被害者的生き方の人でなく、社会にあわせることだけに一生懸命で自分がない人でなく、欠乏の心がベースな人でなく、、、
満たされた心がベースで、僕的な解釈の人間力が高く、純粋な欲求を大切に生きている人なのかなと(まだまだ足りていない言葉になってしまいましたが)思います。
まさに大島さんはそんな存在なんだなと感じました。
心からまちエネ 浜松里エネスクールを応援しています♡
そして、参加者の皆さんが自分ごと、自分軸(生き方)でどう社会とかかわるか、そしてその軸をベースに手段の1つとして再エネの活用の選択も十分検討(検討した結果、再エネでないこともオッケー)して、1歩踏み出せることをお祈りしています♡
ここから先は、終了後の写真です。
東栄町から参加されたNPO法人てほへの伊藤理事長(左から2番目)とスタッフの桐山蕗子さん(右から2番目)、左はTREE 代表取締役 水野雅弘さん
http://tehohe.com/ (NPO法人てほへのホームページ)
すごい公務員見つけちゃいました!浜松市役所 産業部 エネルギー政策課 スマート・エネルギー推進グループ長の原田憲治さんはめちゃくちゃ熱血公務員!
そして、この熱血公務員の原田さんと経済産業省 資源エネルギー庁 再生可能エネルギー推進 熱血室長の渡部伸仁さんが熱血同士つながっちゃいました♡
すごい!浜松市と経済産業省が愛でつながっちゃったぞ!
大島さん、水野さんと一緒に
右から、桐山さん、水野さん、大島さん、渡部さん
浜松LOVE!