吉藤健太朗さん(オリィ研究所 代表/ロボットコミュニケーター)- この地!この人!

日本を元気にする渡邉賢一さん(一般社団法人 元気ジャパン 代表理事)のご紹介で吉藤健太朗さん(オリィ研究所 代表/ロボットコミュニケーター)にお会いする事になりました。

吉藤さんはつながりによって人がもっと輝くことを目指している方です。

あれっ、僕と同じだー!

でも、僕と違うのはロボットをとおしてそれを実現するのです。

これがそのロボット「OriHime」

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彼が開発しているOriHimeというロボットは入院中の患者さんが病院外にいるOriHimeをとおして視界が見えたり、会話ができたり、自分で動きたいように操作できるのです。身体的障害や距離を克服して家族や親しい友人と一緒にいることにより、心やすらぐ、あたたかな時間を提供する事を目的としています。

操作をする吉藤さん

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吉藤さんはこのOriHimeで患者さんにやすらぎやあたたかさを提供し癒すことを実現する目的の先には患者さんと院外の人との有機的なつながりを生み出し、数年以内にねたきりの患者さんが社会に参加でき、雇用創出を本気で目指しています。素晴らしいビジョンですね。感動しました!

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吉藤さんは小学校5年〜中学2年まで不登校だったそうです。そしてロボフェスタ関西2001でロボット技術に感動したことがきっかけで工業高校へ進学。奈良県立王寺工業高校にて3年間、久保田憲司さんに師事し、福祉機器ロボットの道を志したのです。日本科学技術チャレンジ(JSEC)文部科学大臣賞 & アジレントテクノロジー賞などの名誉ある賞を受賞し、高校卒業後は工業高等専門学校にて人工知能を学んでいました。JSECで渡邊賢一さんとの出会いをきっかけに早稲田大学創造理工学部へ進学し、入院や療養中の精神的ストレスの軽減を目指す癒やしロボットの研究開発を独自のアプローチで行ってきました。

2011年に早稲田大学インキュベーションに入居し活動、株式会社オリィ研究所を設立し、幅広く活動をされてます。

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吉藤さんは多彩です!

まずは折り紙。これっ本当にスゴいっす!折り紙は机の上で折るとずっと思ってましたが、彼はこんな風に折るのです。

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できた作品はこちら!「バラ」です。これは天から授かった才能だ!

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ちなみにロボット「OriHime」は折り紙からきたのと織り姫の会いたい人に会うというところからきているそうです。

それから、彼が着ていた黒い研究室着!実はこれも吉藤さんのデザイン!機能面、デザイン面も優れています。こんな風にパソコンがはいったり、、、iPad miniが入るところ、SUICAがはいるところ、、、などいろいろポケットがあります。通気性のよい穴もあります。

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