1月13日(火)に開催した内閣府/J300共同開催の「企業 x 女性起業家のマッチングイベント」と女性社長の祭典J300に参加させていただきました。
会場は京橋にあるイトーキ東京イノベーションセンター SYNQA。100名以上はいるホールに満席、立ち見状態でとても盛況でした。
このマッチングイベントでは2つのTalk Sessionでモデレーターをさせていただきました。
一つ目のセッションは企業との具体的なビジネスマッチングのケースのフォーカス。登壇頂いたのは下記の皆さんです。
株式会社つくるひと 代表取締役 小野ゆうこさん
株式会社エニタイムズ 代表取締役 角田千佳さん
軒先株式会社 代表取締役 西浦明子さん
株式会社エニタイムズさんのパートナー企業の株式会社たまらば 代表取締役 たまりばプロデューサー 浜田健史さん
軒先株式会社さんのパートナー企業の株式会社ココカラファイン 社長室おもてなし推進部 係長 大島幸子さん
どのようにビジネスのパートナーを探し、育み、お互いの成果につなげたかを具体的なエピソードを中心に話を頂きました。
もう一つのセッションは地域から選ばれた女性起業家の熱いトーク!
登壇頂いたのは下記の皆さんです。
株式会社Chrysmela(クリスメラ)代表取締役 菊永英里さん(岡山)
ちょうちょ結び 代表 ながたちよさん(滋賀)
行政書士かおる法務 代表 服部薫さん(福岡)
株式会社ドラムカフェジャパン 代表取締役 星山真理子さん(仙台)
株式会社クリエーションWEB PLANNING 代表取締役 益田沙央里さん(長崎)
今回参加させていただいて、感じたことが幾つかあります。
<全国に広がるJ300コミュニュティ>
株式会社コラボラボ(女性社長.net)代表取締役の横田響子さんが自らの足を使い、地域に出向き、J300アンバサダーと呼ばれている地域の女性起業家のネットワークの支えている方との信頼関係を地道に作っていて、その信頼の輪が確実に広がっていることを実感しました。おそらく日本でこういう活動をしているのは横田さんだけだと思います。そして、J300を横田さんと一緒に支えてるウナギトラベル代表の東園絵さんの力も大きく感じます。J300女性起業家コミュニュティの渦を創り出している二人の想いと継続力は本当に尊敬します。J300は日本の財産ともいえると思います。
下の写真の左が横田さん、右が東さん〜ふたりともお茶目なところが好きです。
地域で活躍するJ300アンバサダーの皆さんと主催者の皆さん
<各地域で活躍する女性起業家は輝いている>
各地域で活躍する女性起業家の皆さんとお話をさせて頂いたり、話を聞かせて頂いたりしましたが、男性には気づかない身近な課題を温かい心をベースに解決するサービスや製品、本当に心身ともによいものを提供したりするものが多く、さらにメッセージを伝える純粋なエネルギーは僕も心に熱いものを感じました。まさにひとり一人が自分らしく輝いていました。
下の写真、J300アワード大賞受賞の株式会社Chrysmela(クリスメラ)代表取締役 菊永英里さんのスピーチ。菊永さんはオリジナルデザインの「はずれにくいピアスキャッチ」をグローバルで製造/販売を展開している。おー、子供だっこしながらスピーチ!
いま注目されているAny+Timesというお部屋や水回りの掃除、難しい家具の組み立て、忙しい時のペットの世話などしてくれる人を近所で探すWebサービスを立ち上げている株式会社エニタイムズ 代表取締役 角田千佳さん(左)と愛の会計士(角田朋子公認会計士事務所)の角田朋子さん(中央)
<この時空間で確実にビジネスマッチングが生まれている>
このイベントで確実にビジネスマッチングが生まれているのも聞きました。そして、たくさんの事業会社のキーパーソンも積極的に参加をしていて、アライアンスや商談のきっかけをつくろうとしていました。
下の写真は、そのビジネスマッチングの現場
<J300には強力な応援団がいる>
安部昭江さん(内閣総理大臣夫人)をはじめてとして、内閣府、経済産業省、お茶の水大学、大企業なども横田さん、東さんの熱い想いにふれて、応援されていることがよくわかりました。
下の写真の右は槙徳子さん。槙さんもJ300の応援団。
お茶の水大学のお水
J300のコミュニュティはいまの日本にとってすごく大切と感じています。僕個人的には女性起業家というカテゴリーよりも、人間に内在する男性性(原理)と女性性(原理)があり、いまの時代、男性も女性も女性性を育み、その二つを統合することが重要と感じています。男性性エネルギー中心の時代が長い歴史の間あり、戦いやヒエラルキーを生み出し、その結果、それが倖せをたくさんもたらしたのかということを誰しもが疑問を感じているのではと思います。一方、女性性エネルギーだけでもファンタジーになり、現実化しにくいので、二つのエネルギーが統合するのがこれからの時代の鍵となると思います。これからの時代はつながり(信頼の輪)をつくって人が輝き、自分の居場所をつくることがだれのためなんのためが不透明な規模拡大よりも倖せを生み出す気がしています。
現実的に男性よりも女性の方が女性性エネルギーがつよいので、まずは女性の行動に対して、男性が温かく歩み寄り、男性性エネルギーでなにが実現可能かをサポートすることがよいのではないかと感じました。目的的や論理的では倖せのゴールがみえない時代だからこそ。女性の中でも女性起業家(男性と競争意識をあまり持たない)はわかりやすい形で女性性ベースの想いと行動があるので、男性も関わりやすいと思うから、このコミュニュティの可能性を感じるのです。(これ以上、うまくコトバ化ができない。。。)いきいきしている会社や組織にはかならず素敵な女性の存在があるのはそんな理由だからではないかと思います。
究極的にはそういう活動をとおして、一人ひとりに内在する男性性(原理)と女性性(原理)が統合することを願っています。そうしたら、世の中には争いがなくなるから。ううううう。。。でもまだまだ僕の中でも統合が完了していない。。。だから、たまに闘っちゃうのか。。。不安になっちゃうのか。。。
そんなこともこのイベントに参加して感じました。
横田さん、東さん、登壇頂いた皆さん、スタッフの皆さん、出会った皆さん、本当にありがとうございました!