いい話シリーズ (大手企業の人がスタートアップとこう関わると面白いぞ!)

このシリーズ継続するかどうかわかりませんが、、、w

facebookで北九州のスタートアップ QUANDOに日本IBMの理事の古長由里子さん(デジタルイノベーション事業推進担当)が外部アドバイザーとして就任したと知りました。古長さんはIBM在籍中、上司でかつ良き僕の理解者だったので、この話を知り、嬉しくなりました。

quando.jp

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僕の個人的な感情は別にして、こういう関わり方っていいなと思いました。

大企業には優秀で、人生経験豊かで人間性も素晴らしい方がたくさんいます。そういう方が若いスタートアップに関わると双方にとっても良いと思います。

 

スタートアップにとって、何が価値かというと、3つ思い浮かびます。

 

(1)経営者にとって安心感と相談相手

実際にQUANDOの社長 下岡さんに古長さんの魅力を聞き、こう言ってました。

『古長さんの魅力は、偉大なパッションと愛ですね!北九州をなんとかしたいっていう故郷を思う熱い気持ちがベースにあって、我々のことをそれを実現するかもしれない存在として強く愛を持ってサポートしてくれます。なんといっても絶対信じても大丈夫だと思わせる人柄と相談しやすい雰囲気は、我々クアンドの母のような存在ですねービックマザー☆』

経営者は孤独なので、こういったメンター的存在は大きいと思います。

(2)豊富な人脈

たまにお役に立てることがある。

(3)長年の仕事での経験に基づいたアドバイス

と書いたけど、これは弁護士、会計士、ベンチャーキャピタルなどのプロフェッショナル以外はあんまりスキル面では価値がないかも。一昔前のマーケティングや営業、マネージメント能力は今の時代にアンマッチだから。それよりも普遍的な大切なことを気づかせてくれることの方が大切だと思います。

 

では、大手企業の皆さんにはどんな価値があるかというと2つです。

 

(1)楽しい!

若くて、前向きな経営者(スタートアップがいい)と関わると楽しいですね。そして視野が広がります。人生も豊かになります。

(2)若い経営者の皆さんと共に故郷に貢献できる!場合によっては親とも頻繁に会えるきっかけになる。

QUANDOと古長さんのケースは北九州市ですね。(かなり、貢献しそうだ!)

QUANDOの下岡さんはこう言ってます。

『地方のスタートアップっていう立場からして古長さんのような人が非常に心強いのは「グローバル・日本の最先端の技術・ビジネスに触れている肌感覚」を持っているってことです。その情報って、どれだけネットの情報や本を読んだり、セミナーに行っても地方スタートアップはそのリアリティを簡単には持てません。人を介して大企業とスタートアップ、中央と地方へ流れ(情報・ネットワークなど)ができることが非常に重要だと感じます!』僕も同感です。


それでは、双方の会社にとっていいことは

 関わる双方が生き生きすると思います。社長、社員が生き生きすると仕事のパフォーマンスも上がります。いろんなところでの連携や顧客開拓にもつながる可能性があります。
売り上げ、利益など重要業績評価指標を下げることはありません。
リスクはありません。(エゴで動きすぎる大企業の社員は別。)

 

では、どういう大企業の方に外部アドバイザーにジョインしてもらったら良いでしょうか?

昔は信用力をあげる手法として、ネームバリューやタイトルが重要でしたが、最近はそういう戦略は薄っぺらさが見えちゃいますね。

 

わかりやすく書くとこんな感じです。

 

一番は、相性!これ重要。
二番は、発するエネルギーがいいか?(その人らしさが滲み出ているか、話していると元気になるか)
三番は、お互いに尊敬しあえるかどうか?
四番は、変なプライドや頑固さがなく、フラットに関われるかどうか
五番は、ファンが多い人、たくさんの人に愛されているかどうか
六番は、特殊なスキルがあるか?(特定分野についてよく知っている、人脈がある)
七番は、もしも地域スタートアップであれば、その地域出身やゆかりがある方

 

古長さんはどれも当てはまりますね。

 

あと、お役に立ちたいがために変に頑張っちゃうおじさん。。。これは良くないかもね。(昔の僕だわ!苦笑)

 

参考になればと思い、書いてみました。

LOVE♡