プロフェッショナル・コネクターとはどんな職業なんですか?(その1)

よく、、というか、ほぼかならず、「プロフェッショナル・コネクターとはどんな職業なんですか?」と聞かれます。

丁度、2010年春から夏にかけて、やりたいことを模索していたころを思い出しました。

総務省統計局がまとめている日本標準職業分類表みたり、想像できる職業名(例えば:「会社員」「公務員」「税理士」「バスガイド」「主婦」「輸入雑貨店経営」「八百屋」「肉屋」「ホテル経営」「プロゴルファー」「農業」「コンビニ店員」「設計士」「保母」「医師」「学校教員」「予備校講師」「スポーツインストラクター」「整体師」「OL」「家事手伝い」「ラーメン屋経営」「寿司職人」「大工」「経営コンサルタント」「会社役員」「自営業」「コック」「タクシー運転手」「アルバイト」「フリーター」「コンピュータプログラマー」など)を思い出してみても、どうもすべて、心からやりたいと感じる職業がない。。。

どの職業もピーンとこない!とても厄介な話ですが。。。

一番近いのがこのあたり。。。

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でも。。。正直、しっくりこない!

そのとき、自分の心の中ではなにかある感覚はあったのですが、具体的にコトバとして表現できない自分がかなりきつかったです。

生きている感じがする仕事をしたくて、IBMを卒業したのに、その仕事ってなんなんだろう。。。勝屋久(katchaman)という職業は?いままでの思考パターンにはないので、すぐに思考停止してしまう。。。

あるときに、友人の佐藤光紀さん(セプテーニホールディングス社長)と赤坂見附の居酒屋で話しているときに「勝屋さんの職業名って、プロフェッショナル・コネクターとどうかな」といわれました。そのとき、僕の心はズドーンときて、いい!それだ!と深く感じました。(ちなみに佐藤光紀さんはネーミングのセンスは抜群スゴい!たとえば、その後一緒に仕事した総務省 NICTの学生向けのイベントを「起業家甲子園」と命名して、イベントの知名度をグーンとあげたりしています。)

やりたいことを決める前に職業名を決めちゃいましたw

そのあと、大変お世話になる税理士の先生 濱田清仁さんに個人事業の開業届ご相談しているときに「届出書上の職業欄にもプロフェッショナル・コネクターにしましょう!」といわれて、日本標準職業分類表になくてもできるんだ。と驚き!そして、うれしさがこみ上げてきました。下がリアルの届出書。職業欄にプロフェッショナル・コネクターと書いてあります。

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自分一人で考える事はすごく大切です。もがくことも。

でも、人のつながりこそが自分を輝かせる存在でもあるのです。自分一人ではなにもできない。つながって生きていると感じています。職業を収入源ととらえると上のような職業分類表の職業しか、みつからず、思考停止してしまいます。収入源よりもネーミングから切り口からはいることができたのは佐藤光紀さんのおかげです。(ここ!すごい大事なポイント)

プロフェッショナル・コネクターという職業名が先行しました。。。

はたして、これで食べていけるのか? しかも、このとき僕は48才、ほとんど資産もなく。。。

当然、既存の思考回路ではそうなります。。。そして、不安や怖れの感情が自分の心を覆い尽くそうとする。でも、当時、僕はそこは越えてきていたので、自分の心が不安や恐れにもっていかれなくて、すみました。ただ一つ気をつけていたのは論理的思考にならないようにすること。僕の思考回路の一つのパターン(クセ)は想定できない未来に対して(ここで既に論理的ではないのですが。。)、勝手にネガティブな仮説をして、論理的にもしこうなったら、ああなってと考えてしまい闇のスパイラルにはいりこむ。その回路を断ち切ること意識するようにしていました。このとき、僕には根拠のない自信が消えない炎のごとくあったのでそれに救われました。

この次のブログに活動の方向性と実際の活動について書きたいと思います。