高齢者のITについて感じたこと

1月4日に中窪悟さん(鹿児島県肝付町役場 企画調整課情報政策係)が企画した「肝付×IT」をシェアする新年会に参加させて頂きました。ウィズグループ代表取締役かつ、徳島県美波町で高齢者を活用した製品共同開発とユーザビリティ検証事業等を行う「株式会社たからのやま」代表取締役の 奥田浩美さんの講演などもあり、高齢者×IT、福祉×IT、教育×ITを考えシェアして、とても勉強になり、楽しい時間でした。

肝付町地域包括支援センター保健師の能勢佳子さん、宇都千津美さんや奥田浩美さんの体験にもとづいた高齢者 × ITの話は興味深かったです。

高齢者の方はそもそも インターネットでつながりをもちたいのか? ITに興味あるのか?高齢者だけでなく、だれのためなんのためのITなのか?など本質的な話になりました。

なんとなく、感じていることはインターネットによる地域のつながり広げたり、なにかのプロセスを効率化するのも大切ですが、シンプルに故郷に戻って来た子供や孫と高齢者の方とのリアルなつながりでインターネットの可能性を感じました。

下の写真(お正月の祐子さんの実家)は祐子さんとお母さんのルリ子さんです。お母さんはパソコン初心者で祐子さんがインターネットをとおしてこんな情報がみれるんだよと丁寧に教えている様子です。

この写真をみていて、二人が一つの方向性にむかって、楽しく前に向かっているエネルギーを感じました。まさに共同創造。お母さんもどんどん好奇心がわいてきたみたいです。

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こんな風にシンプルにインターネットがリアルに人と人とが関わり、好奇心や興味などのピュアな欲求をかきたてられて、使われるのはステキだなと感じました。

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