10月13日(日)~14日(月)に第24回全国高等専門学校プログラミングコンテストが旭川文化市民会館にて開催されました。今回は初めて、デモンストレーション会場の場で公式にNICT賞授賞式も開催されました。
メンターとして今野穣さん(株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー)、香田哲朗さん(株式会社アカツキ 共同創業者 取締役 COO/佐世保高専出身)と僕が派遣されました。
デモンストレーショ会場は高専生の熱気でムンムン。メンターはすべてのデモブースを見て、この作品!この人!をみつける。結構、大変な活動なんです。
こんな感じに真剣に聞く!(NICTさん撮影の写真)
ピュアで実装力のある高専生は日本の宝です!
舞鶴高専出身のさくらインターネットの田中さん!社長自ら、ブースの前に立って、高専生とフランクに話していました!
高専といったらjig.jpの福野さん(福井高専出身)!おっ!高専生に逆にピッチしている!すごい!
開催期間中、ステキな虹が!写真ではわかりにくいですが、2重の虹!
自由部門・課題部門(テーマ:「ICTでサポートする明るい少子高齢化社会」)の中から、メンター協力の下、NICT独自の視点で審査を行い、起業家甲子園へ推薦する高専を2組選抜させていただきました。
人人人 ―わっつあっぷぴーぽー―
小山工業高等専門学校 代表 都井大樹さんほか4名
≪プラン概要≫
会場内に設置されたトランスミッタから電波を出し、レシーバで受信する。この電波の伝播経路に人がいると電波が遮られることを利用して、この時の受信強度によって混雑状況を推定し、マップ上に可視化する。これにより参加者がより効率的かつ安全にイベントを楽しむことができる。また、子どもやベビーカー、車いすの参加者にはビーコン(発信機)を携帯してもらい、その位置を検出することで迷子探索や混雑緩和を可能にする。
下の写真はNICTさんの撮影したもの
えみシステム ―ICTを活用した明るい子育て支援―
高知工業高等専門学校 代表 石野達也さんほか4名
≪プラン概要≫
チェックリストを用いて子どもの生活習慣を自発的に学習させたり、子どもの写真が貼付されたメールで、親が子どもの帰宅を確認したりすることができる。また、各家庭のデータを収集するため、他の家庭との比較や子どものお手伝いの状況を、インターネットをを通じて親や遠方に住む祖父母宅からも確認することができる。
下の写真はNICTさんの撮影したもの
高専生の前で熱く想いを語る香田哲朗さん(株式会社アカツキ 共同創業者 取締役 COO/佐世保高専出身)
受賞おめでとうございます!