日本ベンチャーキャピタルの照沼大さんは1999年に出会って以来お世話になっている友人です。
2000年にIBM Venture Capital Groupの日本担当になって、ベンチャーキャピタルリレーションの活動をするにあたり、親身に相談にのっていただいたり、多くの方をご紹介いただきました。(下の写真、2002年 IBM本社アーモンクにて撮影。左から照沼さん、伊藤忠商事の中野慎三さん、インキュベイトファンドの赤浦徹さん、堅い時代のkatchaman)
当時、まったくのベンチャーファイナンスについてド素人だった僕に指導頂き、ユニークな協業【Triple Win(下記)】のコンセプトをつくるのに一緒に考えてくれたことを思い出します。
僕の人のつながりネットワークを紐解くと半分くらいは照沼さんにいきつくほど、いまの僕に多大なる影響を及ぼした人です。(下のコネクトマップはつながりの一部です)
照沼さんの素晴らしいところは
仕事の実績ももちろんありますが
・受容性があること(親身になって話をきいてくれる。あるがまま受け入れる姿勢。話していると癒される)
・その場にいるだけ場がなごむこと
・温かくて人間らしさがにじみでいていること
・調和的スタンスをもつこと
・人との関係性を大切にすること などがすぐに浮かびます。
多くの人に愛され、損得勘定だけで動かない照沼さんのことを僕は勝手に「愛のベンチャーキャピタル」と言っています。
照沼さんに近しいお二人にも聴きました。
業界で大活躍するグロービス・キャピタル・パートナーズ パートナーの今野穣さんは照沼さんの魅力をこう語っています。
①常に起業家をリスペクトする気持ちを持ち、②どんな時もその懐の深さで様々なひとから頼られ、③プロとしての規律を持ちながらも、私利私欲で動いたり、人を色眼鏡で見ることが全くない。
そして、東京証券取引所の看板、宇壽山図南(うずやまとなみ)さんはこう語っています。
私が感じるのは、
やはり自分の損得関係なく、志に賛同して頂ける場合に、労を惜しまず、その人のためにご協力して下さる、体を動かして下さるということではないでしょうか。
私の場合であれば、日本のIPOを活性化したい、という思いを伝えたところ、VC業界の実力者である仮屋園さんをはじめとするグロービス・キャピタル・パートナーズの皆さん、渡辺洋行さん(B DASH Ventures)や伊佐山さん(DCM)など、多くの素晴らしい方をご紹介して下さいました。
照沼さんの仕事や会社には全く利益はないのですが、大げさにいうと大義のために動いて頂き感謝の気持ちだけです。
素晴らしい方々のハブにになっているのではないでしょうか。結果として、照沼さんを中心として(意図しせずに)素晴らしいコミュニティが出来上がっているようにおもいます。
ベンチャー業界いや今の日本に大切な一人と思います。
悩みある若いベンチャー経営者は照沼さんと話をするとなにかが見えてくるかもです。
心から照沼さんを応援しています。
下の写真は2009年9月大分にて。右が照沼さん、左はケンコーコムの後藤さん
下の写真は2010年1月 DCMパーティにて。右が照沼さん、左はグロービス・キャピタル・パートナーズの仮屋薗さん
下の写真は2013年5月15日BBT大学講座収録の合間にて